2017/6/13
近年、全国各地で空き家問題が取り上げられており、郡上市においても住んでいた人が亡くなったり、引っ越したりが原因で、空き家となった建物が存在しています。
空き家は、売却や賃貸が出来れば修繕が行われますが、中には次の使用者が決まらず、長年放置され屋根瓦が落ちる状態の危険空き家となるものもあります。
人が住んでいないだけならまだしも、古くなり瓦が飛ぶような危険空き家になると周囲の人にとっては重要な問題であり、質問のような被害が発生することもあります。
そんな時、空き家だから何も言えないと思う人もいるかもしれませんが、空き家であっても所有者は存在し、建物の保存方法に問題があることで損害が発生した場合は、家の所有者は責任を負わなくてはなりません。
その為、質問のような場合、空き家の所有者がきちんと屋根の補修などしていなかった場合は、割れた窓ガラスの修繕の費用を請求することができます。
家の所有者を知らないときは不動産登記などで所有者を特定し、所有者やその相続人に損害を請求していくことができますので、空き家によって損害を受けた時は、弁護士等に御相談ください。