2021/1/14
「弁護士に相談」といっても、どのような時に弁護士を利用したら良いのか分からない方も多くいるかと思います。
弁護士と似た業種には、税理士、司法書士等の士業があり、士業を利用したことのない人にはどれも同じに見えると思われます。
一部の士業について簡単に説明すると、税理士とは、税金に関する専門家であり、税務申告等の際に、複雑な税金について適切な申告等をする為に利用する士業です。
司法書士とは、不動産や会社の登記その他の法律事務の専門家であり、土地や建物といった不動産の名義を変更する時等に利用する士業です。
弁護士以外の士業は活動できる業務には限りがありますが、弁護士は法律に関わる全ての業務を扱える点で、どのような法律問題も対応でき、どのような相談でも可能です。
ただし、多くの弁護士は、他の士業と連携しており、税務申告については税理士の先生、登記については司法書士の先生にご協力いただいており、士業が互いに協力しているのが実際です。その為、法律でお困りの際には、先ずは、お近くの士業の先生に相談すれば、弁護士を利用すべきかどうかも分かることが多いかと思います。