お役立ちコラム

2014/2/13

その他

法律家の立場から地域経済の発展に貢献 弁護士 尾藤 望さん

東京の大学へ進学し、司法試験合格後の司法研修でお世話になった先生の事務所で三年半の勤務。その後、帰郷し郡上で法律事務所を開設した尾藤望弁護士。郡上八幡の事務所開設から四月で三年を迎える。三年を振り返り弁護士が感じるのは、相談者の多くは、問題が深刻になってから事務所を訪れる場合が多いということ。泣き寝入りをしている人も多いのではないかと感じる時も多々あるそうだ。「弁護士に相談する最初のタイミングは、行動をおこす前に予備知識を得たい時でしょうかね。例えば、離婚を考えているので、事前に知識を得たいといったふうに。企業で発生するトラブルも同じです。取引、契約、雇用における事柄を法的観点から予め確認することで問題発生を事前に防ぐことができます。ただし、弁護士への相談は、三〇分で五二五〇円の費用がかかります。個人の場合は特に、行政などで紹介されている無料相談会などを利用するのも有効です」と話す。

地域活動にも精力を傾ける尾藤弁護士。法律的な思考を教える法教育を高校や中学校で行う。昨年の一〇月には、郡上高校で三日間にわたり、岐阜県弁護士会の法教育委員会に所属する三人の弁護士とともに法教育の授業を行った。「法律専門家ではない一般の人々が、法や司法制度、これらの基礎になっている価値を理解し、法的なものの考え方を身につけてほしいと思います」。今後、学校から依頼があれば快く応じたいと熱意を見せる。

活躍は、法律の場だけにとどまらない。郡上市行政改革推進審議会の委員として行政改革プランを審議。郡上八幡産業振興公社の評議員として運営に関与。NPO法人水の学校にも理事として関わり、大学教授らとともに郡上八幡の水文化を次世代につなげる教育や環境保全、観光の推進活動に取り組む。さらに、商工会議所の相談員も行うなど、若さ溢れるフレキシブルな動きで、地域に溶け込む。

「私のような年齢で、さまざまな活動に関わらせていただけるのは非常にありがたいことだと思っています。いい勉強をさせていただいています。物事は法律だけでは解決しません。地域を知り、人の関わりを深めることで総合的な対応ができると考えています。地域や地元企業を盛り上げるために、法律家として貢献したいと思っています。法律家は遠い存在ではないので、気軽に相談を」と笑った。

尾藤法律事務所  

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