2026/7/14
大事な契約については書面にすることが重要ですが、時折、折角作った契約書を、コーヒーをこぼして汚してしまったり、雨で濡らしてしまったりすることがあります。
このように契約書を、濡らしたり等してしまった場合、契約内容に影響を与えてしまうのではないかと心配される人もいるかもしれませんが、契約書に記載された内容が読み取れれば特に問題はありません。
そもそも契約とは、約束した人と人との意思の合致(合意)が重要であり、契約書という書面がなくても合意さえあれば契約は成立しています。
ただし、その契約の内容について争いが発生した場合に、裁判所に対してどのような合意があったかを示す為には、合意内容を証明しなければならず、その為には合意内容を記載した契約書があるかどうかが重要になります。
その為、仮に契約書を濡らしたりしてしまっても、乾かして契約書の内容が読み取れるのであれば、契約書の証拠としての価値が失われるようなことはありません。
また、仮に一部が破れて読めなくても、残った読める部分やコピーなどから合意した内容が証明できれば、裁判所によって契約内容が認められます。